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なんだかんだとバタバタは続いていますが、大分生活だいぶ慣れてきました。
ハハハハハッ この冬から私は南国九州です!とみんなに言っていましたが、 住みだして調べてみたら、ここは九州の上のほうでした。 学生時に12月でも半袖の日がある! なんて感激した宮崎までは車で5時間。 昨日はみぞれが降っていました。 でもでもでも、負け惜しみをいうと最低気温が高いのです。 だから八王子や京都で感じた顔がひきつる寒さまでは、まだもう少し余裕がありそうです。 私は新しい土地に住みだしたら、そこにある博物館に行きます。 博物館に行ってその土地がどんなところだったのか、いつも調べます。 縄文時代から始まって、どんなふうに人が暮らしていたのか、 どんなものを作ってきたのか、どんな信仰があるのか、 博物館に行くと、いろんなことがわかります。 陶芸とは関係ないように思えるかもしれませんが、 案外、粘土層がどこを走っているかとか、どんな焼き物が作られてきたのかとか ヒントになることが沢山あります。 そんなわけで今日は、宇佐の県立博物館に行ってきました。 行ってみて感じたのは、今までになく凄いところに来ちゃったぞという気分です。 なんだか国東半島はワンダーランドといいたいくらい、文化が濃いのです。 特に平安時代の仏教文化、 これをみないで大分を観光したことがあるなんて言ってはいけません。 大分では温泉なんて銭湯みたいなものだし、 (200円で入れて、中学生は部活帰りに寄ってゆく) 食べ物が美味しいなんて、 米からはじまり魚、鳥、牛、ブタ、野菜、お茶、 全て作っていて自給率120%の大分です。 美味しくて当然なのです。 (ただし麺類はこれでもかというくらい茹でる。 コシとかアルデンテという意識は低い。これは宮崎もそうでした) だからもし仏教文化の観光プランを練りたいと思ったら、 まずこの博物館を訪れることをおすすめします。 下手な観光パンフレットであれこれ悩むよりも、 一時間ここをみるだけで、行きたいところがパシッと決まると思います。 是非是非。 さて、博物館の前に今日はチェルノブイリハートを観てきました。 本当は怖くてみることを迷っていたのですが、 先日知り合った移住者の方に誘われて、腹を決めてみてきました。 正直、これはアメリカのプロパガンダかなと思う一面もありました。 アメリカの医者が、ほらチェルノブイリの心臓病の女の子を救ったよ、みたいな。 でもそこに映っている畸形の子供達は特殊メイクでもなんでもなく現実です。 小さい頃読んだSF小説のミュータントという言葉が頭の中を何回もかけめぐりました。 甲状腺ガンの青年や心臓病の少女たち、無気力にどうしろというのだと言葉を吐く親達。 これを観て、 クソッ 何が何でも生きてやると思いました。 福島の原発がなんとかなるだろうといわれている40年後まで生きて、 しっかり見届けてやると思いました。 だから、なんとなく毎日を生きている方、怖くて覚悟がと怖じ気ついている方、 もしよかったら観てみて下さい。 今までは、日本でもNHKがチェルノブイリの特集を組んでいたり、 朝日新聞がルポを載せたりしていました。 この映画にでてくるアメリカの医者が日本の医者にかわっただけで、 どれだけ病気が増えているか、どれだけ正常な子供が少ないか、 震災直前にも、朝日新聞はチェルノブイリ時の強制退避によって消えていった文化について シリーズで載せていました。 それが、結局はご存知のとおりです。 一体マスコミっていうのは、なんなんだろう、 政府や官僚と国民の関係はなんなんだろう、 そのデータはどんなものなんだろう、 震災以来、頭をひねってばかりです。 福島に住む人が、電話で私の命なんて軽かったのよと言いました。 彼女の命が軽いのなら、私の命だって軽いのです。 たまたま彼女が福島にいただけで、 たまたま私がここにいるだけで、 どんどんボロがでてくる今の原発政策では、 いつ立場が逆になってもおかしくないのです。 私たちはもっともっと頭を使って考えなければならないのです。 政府やマスコミが言うことを聞き流すことはやめて、 もっともっと考えていかなければと思うのです。 水が汚染された、土が汚染された、木が汚染された、ごみ焼却場がとんでもないことになっている、 点と点だけでだされて、タダチニ影響ハアリマセンと繰り返されるまえに 自然が汚染されたらどうなるか、 きちんと線を結んで自分にどう影響するかを考えていかなければ いつまでたっても、わたしたちは自分の命も大切な人の命も 軽く扱かわれることを黙認してしまうのではないでしょうか。 福島を離れれば離れるほど、情報量は少なくなり もう原発の事故は収まっていると思っている人に会い、 とても歯がゆく思ったので、 それにWHOが認めている放射能の影響が甲状腺ガンだけで、 心臓病や畸形等はなぜかカウントしていないことがとても気色悪く感じるのですが、 今夜はここまで。 陶芸という商売柄、土や木、水の汚染がどうしても悔しい。 そしてその土地に伝承されてきた色々なこと、土の記憶、人間の暮らしが どこかのバカヤロウに寄ってたかって踏みにじられることなんて もう二度とごめんだと思う。 そしてつまらない自粛もうんざりごめんだと思う。 ではでは クリスマスムードが全く感じられない漁村より 良い夜を。
by strummer_village
| 2011-12-17 23:52
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