ギリギリのギリでやっと窯の火をとめ羽田へダッシュ。
おかしいなぁ 計画では1日余裕ができるはずだったのに、
と飛行機のなかで一人反省会をしながら博多へ。
博多空港からはヘビメタ姐さんのジャガーに乗せてもらい工藝風向さんへ。
宮崎にいたころ、博多はアブナイ街なので
けして街ゆく人をじろじろ見てはいけませんとまことしやかに言われていたけれど
グハハハハ 私、今ジャガーの助手席やもんね
しかも隣はロン毛グラサン片手運転のチャキチャキの(一見怖そうな)博多っ子やもんねと
気を大きくし、心置きなく街の人をじろじろみる。
工藝風向さんでは、東京へもどる寸前の日野さんになんとか会えて
隣の美美で珈琲をいただく。
美味しいコーヒーを飲んでシャキッとして
博多の街で自分の作ったものがどんな風に存在しているのかを冷静にみて
風向さんから民藝の話を色々聞く。
それからヘビメタ姐さんが博多の街を案内してくれて
終わったばかりの山笠を展示してある神社とか街を一望できるスポットとか
案内してもらう。
博多の街は(私の勝手な目分量では)、だいたい京都の街と同じくらいの広さ。
そしてすごいのは、なにもかもが大きいこと。
山笠もこれでもかというくらい大きいし
(結構生々しいマネキン人形が10体くらい3段タワーでのっている)
三越やら岩田屋やらとデパートが全部巨大だし、地下街は大阪並みでしかもきれいだし
なによりこの不況下にありえないくらい大きな駅ビルを建設中。
そんなディープな博多の街に好奇心がうずきつつ、
ヘビメタ姐さんに別れをつげて宮崎へ。