前日、万全の体制で眠りにはいったのに
遠足の前の子供状態と6時から搬入の緊張感で一睡もできず見事にヨレヨレ。
こういうのをきっとプレッシャーに弱い人というんだろうなと
ゴロゴロしながら実感する。
朝一番にヨミヤさんに会って、よーしがんばるぞと気合をいれたものの
必死にとった場所が、実はデッドスポッドだったことが判明。
会場をもう3周まわっているんですがどこにいます?とか、
知り合いがうつろな目をして、目の前を通り過ぎていくのを目の辺りにして
かなり焦る。
どうやら、目に入りにくい場所っぽい。
しかも、ぐるっと一周したときにあまり通らない道らしい。
確かに、人の流れが私の手前で3方向に分散していく。
恐るべしあがたの森の魔力。
てっきり翌日来るもんだと思っていた鈴木ヨーコさんがテクテクとやってきたので
展示の方法をちょっと変えるのを手伝ってもらい、
なんとか目立つようにする。
夜、一品更屋さんと謙心さん、
ギャラリーの方たちと飲み会。
日帰りの謙心さんたちを見送り、
またあがたの森に戻ったら工芸の5月組はいなくなっていたので
コトーさんたちのところにすべりこみ、バンドをみる。
ステージではブルースを演奏している野郎共の間に、直立不動している小さい子がいて
あぁ、あの子は微動だにしないけれど
きっとステージの上という非日常な空間で、自分と戦っているのだと思い胸が熱くなる。
昨日のホテルより1ランク上のところに泊まって
ぐっすり眠って松本滞在2日目終了。