庭で釉薬を調合中に、ふと地面をみると
なんだかきれいなチョウチョが。
これはきっと異国情緒あふれる南国から
黄砂にのってやってきたに違いない、と早々に手を洗い撮影。
が、よく見ると『蛾』ですね これ。
胴体が毛むくじゃらですもの。
松本の工芸の5月「みずのさんぽ」用に
動物箸置きと小物、第二弾を作ることにする(月末投入予定100点弱)。
これはもう無償のボランティアではなく、道楽なんだと自分に言い聞かせている本日。
「自分の首をしめてませんかぁ」と言う電話口の冷静なIちゃんの声に
すこうし現実に戻りつつも、
あそこの水の気持ちよさを未だに右手が覚えているので
やりたいなと思う。
サリンジャーがシーモアに「僕の右手にはあのときなでた子供の頭のぬくもりが
今でも残っているんだよ」みたいなことを言わせていたなぁと思い出し、
なんとなく勝手にあの湧き水をシーモアの水と名付けていますが、
O型は面白そうだと思ったことばかりに直進する、という言葉も頭をよぎってます。
ではでは そんなこんなで
ごきげんよう。